BasとBus(バスとブス) 言葉は液体

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BASとBUS(バスとブス)「バス」 MiとMie(ミーとミー)「麺」JumaatとJumat(ジュマットとジュマット)「金曜日」2つづつ並べられたこれらの単語が何だかわかるだろうか。これらはマレー語、インドネシア語が順に並べてかかれたものである。シンガポール🇸🇬で生活を始めたばかりの頃、街中で時々Basと書かれたバスをみかけた。日本で中1の子供が英語の単語テストでバスのスペルを間違える典型的なやつ。しばらくしてそれがマレー語だと知った。ちなみにシンガポールは英国領だったので英語は米語ではなく、英語である。centerをcentreとつづったり、colorをcolourとつづったりする。さらにこの英語はシングリッシュと言う呼び方がされるほどに変貌を遂げている。さらにマレー語とインドネシア語は、米語と英語のような関係だと僕は認識している。特に、インドネシアとマレーシアに挟まれたこの国ではどちらも混じって耳に入ってきていた。そういう感覚のまま日本にもどったら言語について正解を求めようとする人たちに何度も遭遇して、なんだかふわふわしていた気持ちに定規で作った竹刀でも突き付けられたような感じがして閉口した。どっちでもいいと思った。こういう言い方もある。でいいと思う。マレー語をインドネシアで使って通じなかったことがあったという話しも聞いたことがあるが、大抵そういう場合大体通じたが一部の単語が通じなかったと聞くことが多い。そういう時は英語で説明すれば通じるからそれでいいし、同じ事言っても通じる人には通じるからたまたまということもある。いざとなれば英語でわかってもらえるのがアジアだ。
自分はそれほどマレー語が得意な分けではないが、日本で時々何かの拍子にインドネシア語やマレー語が耳に飛び込んで来ることがあるととても嬉しい。
そんな時、自分は「あ、マレーだ。」こころの中でそうつぶやく。