古文、漢文、いい気分。

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最近、古文漢文を必修科目から外したほうがいいのではと言う話が話題になっているらしい。僕の意見を言うと、古文漢文が科目にあって良かったと思っている。つまり古文漢文は必修科目としてあったほうがいいという意見だ。こういうと文系の人と思われるかもしれないが、数学と理科の教員免許(中学高校)をもつバリバリの理系である。古文漢文が得意だったかと言うと超が着くぐらい苦手であった。得に古文は数学の10倍勉強してもまったくだめ。センスがないのかもしれない。でも大好きだった。うまく言えないが、古文を勉強しているとき(辞書をひきまくって解読しているとき)の自分を嫌いではなかったのだ。そして古文に触れているとなにか暖かい気持ちになってくる。同じ生物の人間なのにこうも行動習慣が違うものか。もらった手紙に書かれた歌の内容、字のかたちで相手の人となりを推測するなんてなんとも粋ではないか。自分がその時代にいたら歌のセンスのなさで即、撃沈だろう。もし、科目としてなかっら、偏った嗜好の自分の目にはまず入って来なかっただろう。食わず嫌いの自分が「ともかく一口食ってみろ。」とカリキュラムに押し付けられたことで不思議な出会いを体験できたのだ。こんな美味しいものひとりじめしたら申し訳ない。